また、妙なタイトルかと思われていますが、
山水蒙(さんすいもう)は易経の本卦の一つで
4番目に出てくる易経の本卦になります。
山水蒙はどんな本卦なのか?
山水蒙の時は霧で周りが見えない=蒙昧(もうまい)で、
この蒙昧はその物事に暗い(くわしくない)という意味です。
この意味には学問のことだけではなく、
物事に明るいかどうかもあると思っています。
自分がわからない場合は教えを乞う事になるのですが、
この山水蒙は面白いことを言っていて、
一回は教えるが何回も同じことを聞くと話を真剣に聞いていないことになり、教えてくれなくなる、とのことです。
人に物事を尋ねる時はこのことが重要で、
一度聞いてきちんと吸収しなければ、だれも教えてくれなくなる、という事だと思います。
安易に答えを求めるのもまたどうかと思いますが、
聞いた答えを覚えず何回も聞くのもキチンと話を聞いていないこととなる。
ちなみに、同じことを易で聞いたら、山水蒙が出たりします。
(以前、私も同じことが起こりました。笑)
一度聞いたことはきちんと自分の中に落とし込み、
それを活かせるようにしたいですね!
皆さんはどのように解釈されるかお聞かせくださいね。