Nooblee 日々の成長日記

Noobleeが日々思ったことや成長の糧になることを日記にしています。

四大難卦について

四大難卦(よんだいなんけ)。

易でいう四つの難卦であり、

その四つは水雷屯(すいらいちゅん)・坎為水(かんいすい)・水山蹇(すいざんけん)・澤水困(たくすいこん)でありますが、

どれもそれぞれの難卦があり

水雷屯は産みの苦しみ、坎為水は落とし穴に落ちて水浸し、水山蹇は足がとられて進めず、澤水困は困難極まる、という卦です。

果たして、どれもよくないのか?

そんなことはないと思います。

水雷屯は産みの苦しみ(0から1にする)は前例がないので大変だが、諦めなければ後の喜びになり歩んで来た道となり、これは自信がつくと思います。

坎為水は落とし穴に落ちたのち水浸しになるが、落とし穴を昇ってゆきゴールにたどり着いたときは新しい道が開けるので(離為火)これもよい、と思います。

水山蹇は足がとられて何かの拍子に物事進まなくなり大変なところですが、こんな時こそ力量不足を反省し平たく往けば次第に解消してゆく(雷水解)ので、これも捉え方次第だと思います。

ただ、澤水困だけはどのように解釈したらよいか今まで悩んでおり、「困難極まる」というのはめちゃくちゃ悪い感じがしてならない・・・、と思っていました。

澤水困、は澤(沼)の水が下にもれていて、澤に水がない状態。澤は易では「喜び」を表します。人それぞれの喜び。それがない状態が澤水困、と思います。

この卦の原文の読みは「困は亨る。貞し。大人は吉。咎はなし。言う有れども信ぜられず。」

自分自身は困窮の中にいるが、それを楽しんでいる。その道を貫いているから亨る。正しい道を貫ける大人のみが困難から抜けれることが可能ということ。ただ黙って行い、成長する姿を見せること。

困難を抜けるにはまず「この問題は解決できる」と自身が強く思う事、そして「この問題を解決するにはどうしたらよいか」と考え実行に移すことだと思います。

そして、困難を楽しむこと。

「この問題に出会えてラッキー」くらいになれたらもうすごい、と思います!!

私は仕事でイレギュラーなことが多く、そのたびに今の自分でできる事をやってきました。後から振り返ってみると、「色々この部分が・・」と反省もありますが、どうしても解決できないことは強制終了がかかることも知りました。

「解決できない問題はない」、とまず自分を信じることが大事ではないでしょうか。

信じてこの困難を乗り越えた時こそ、次の卦の水風井(すいふうせい)は井戸の水くみを繰り返ししてゆく卦なのですが、汲んだ井戸の水を必要とする人がいるように、周りの人々から信頼を頂けるようになるのではないか、と思います。

先日、講座で澤水困のこと含む四大難卦を学んだので、私なりの解釈はこのような感じです。

良かったら皆さんの見解もお聞かせくださいね。