先月、天澤履について書いていなかったので、
今月学んだ地天泰より先に記載しようかと思います。
天澤履(てんたくり)は易経の10個目の本卦になります。
礼儀と人としての道を大切にしましょう、と言っています。
「虎の尾を履むも、人を咥わず。亨る。」
この卦を説明する時よく例えられているのが虎と人間でして、
虎のそばを通るのに礼儀よく慎重に通らないと虎の尾っぽを踏んで
食べられてしまうよ、という戒めなのです。
物事の道理を通すには、順を踏み・礼を踏み・人の道を踏む
これが大事ということだそうです。
この卦が出てきた時はかなり危険な状況かと思いますが、
慎重に正しき行動であれば恐れずやってみるのがよいとのことです。
この卦が出たときは、虎の顔がすぐに思い浮かびます。
そして、「ぱくっ」、っと食べられる・・・、じゃなくて
尾っぽを踏まないようにして慎重に通ることをイメージしています。
尾っぽを踏む、と言う意味合いが、
地雷に近いのかなー、とも思ってみたり。
色々想像していくと収集つかなくなるので
このあたりで止めておきますが、
この卦が出たときは「礼儀をつくす」「人の道を踏み外さない」
が基本にあるかと思います。
このような感じになりましたが、
皆さんの解釈はいかがでしょうか。
宜しければお寄せくださいね。
今回もご覧頂きありがとうございました。