おはよございます。いかがお過ごしでしょうか。
昨日は暑かったですね。今日も暑いのかな?
そんな一日ですが、今日もワンオラクルチャレンジ、しました。
ワンオラクルチャレンジとは?
「ワンオラクル」というタロットカードの占い方で、
毎日の運勢を占っているので
「ワンオラクルチャレンジ」と名付けました!
イーチンタロットカード(易占カード)「龍の花文字I-ChingTarot」で毎朝占ってます。
下の写真が本日実際に占ったカードです。

本日は山地剝(さんちはく)五爻でした。
イメージワード:削りそがれてゆく
それは何かを「失う」ことではない。
何かを「捨てさせられる」ことでもない。
不要なものが、
静かに、しかし確実に、
削られ、剝がれ、そぎ落とされていく──
そんなとき。
けれど、
それは「本質」に還るための過程。
派手さや余分な飾りを手放して、
真に大切なものが、輪郭をあらわす。
今日という時間を通して、
その人のなかの「核」が見えてくる。
本卦:山地剝(さんちはく)
山が上に、地が下にあるかたち。
「剝(はく)」とは、“はがれる・削られる”という意。
山のふもとから、地盤が少しずつ崩れていく──
土台が揺らぎ、安心と思っていたものが削がれていくとき。
けれど、それは「崩壊」ではない。
この剝のときは、
真に残すべきものを見きわめるときでもある。
取り繕わず、
芯から向き合う強さが求められる。
卦辞
「剝は貞にして往くに利し。大人を見るに利し。」
“剝”のときには、正しさを失ってはならない。
まっすぐな姿勢を保てば、進んでよい。
ただし、大人(たいじん)=人格者・導く者の存在が必要。
つまり、
この時期は独力では難しいということ。
自分を律し、学び、支えを得ることで、
この「剝」の時を乗り越えていける。
互卦:坤為地(こんいち)
大地が上下に重なるこの卦は、柔順・受容・母なる力の象徴。
徹底的に“受け入れる”という姿勢を表している。
山地剝の「削られる」ときに、
坤為地は「すべてを受け容れる」姿勢を教えてくれる。
抵抗するのではなく、
抗うのではなく、
ただ、受け容れ、従うこと。
それが、今を生き抜く「地の知恵」。
五爻について
「貫魚(かんぎょ)の有り。以て宮人を膰(そな)うるに利し。貞にして吉。」
“貫魚”とは、魚を串に刺して干したもの。
地味で簡素なものだが、
それを王の后たちに捧げるとき、
そこには真心と敬意が込められている。
つまり、
派手さや豪華さではなく、
質実と誠実が価値を生むということ。
この爻は「捧げる」姿でもある。
削り落とされ、身軽になったぶんだけ、
純粋な誠を誰かに差し出せるようになる。
爻変:風地観(ふうちかん)
風が上に、地が下にあるかたち。
「観」は“観察・内省・見つめる”の意。
山地剝のあと、
剥がされた自分と向き合い、
静かに「観る」ことが始まる。
風は目に見えず、
けれど万物に触れてゆく。
地を通じて感じた痛み、喪失、剥離──
それらがすべて、
自分を見つめる風となって吹いてくる。
今日の過ごし方
今日は、
そぎ落とされるような出来事の中に、
「意味」を見出す一日。
うまくいかないこと。
手放さざるを得ないこと。
失ったように感じるもの。
でも、それらは
その人が「大切にすべきもの」へと向かう道しるべ。
焦らず、嘆かず、
心の中心にある“核”と静かに対話してみて。
何も持っていないときほど、
本当に持っているものが見えてくる。
「そぎ落とされた自分」は、
じつは、とても美しいかたちをしている。
明日もチャレンジします。
本日もご覧頂きありがとうございました。