=ワンオラクルチャレンジ1周年まであと9日=
おはよございます。いかがお過ごしでしょうか。
今朝は晴れみたいですね!
そんな一日ですが、今日もワンオラクルチャレンジ、しました。
ワンオラクルチャレンジとは?
「ワンオラクル」というタロットカードの占い方で、
毎日の運勢を占っているので
「ワンオラクルチャレンジ」と名付けました!
イーチンタロットカード(易占カード)「龍の花文字I-ChingTarot」で毎朝占ってます。
下の写真が本日実際に占ったカードです。
本日は山地剝(さんちはく)上爻でした。
メージワード:削りそがれてゆく
ぎりぎりまで削られた先に、
残るものは「核」──本質だけ。
本卦:山地剝(さんちはく)
山の根が地に崩れ落ちる。
外からじわじわと剝がされ、
中心までもが削がれていく状態。
社会的にも個人的にも、
支えがなくなるようなときに訪れる卦。
卦辞
「剝。不利有攸往。」
剝がれ落ちるような時。
どこかへ進もうとするには不利で、
無理な行動は慎むべきだと教えている。
ただし、何もかもが失われた先には、
新たな地平が待っているかもしれない。
互卦:坤為地(こんいち)
ただひたすらに、受け入れ、支える。
受容と順応の極み。
自分を主張するよりも、
状況を受け入れることで活路が見えてくる。
嵐の中で身を低くする──それが坤の美徳。
上爻のことば
「碩果(せきか)、不食(くら)はる。君子の輿に乗る。小人は剝ぐ。」
わずかに残った果実は食べてはならない。
それは大切に守られているもの。
君子は時を待ち、動かない。
小人はなおも奪い取り、すべてを損なう。
ここはすでに「剝ぎ尽くされた」あとの静寂の中。
次の時代を生むために、守るべきものを守るとき。
爻変:坤為地(こんいち)
剝がれ落ちたあとの地。
すべてを受け入れ、
新たな芽吹きの準備を整える土壌。
過去を失うことは、
未来にとっての「余白」となる。
だから今は、耕すとき。
今日の過ごし方
今日は、自分の中で剝がれ落ちてゆく感覚に、
あらがわずに身をまかせてみる。
うまくいかないこと、手放さざるを得ないもの、
あるいは意地や見栄までも──
それは、新しい自分になるために必要な「削ぎ」なのかもしれない。
今はあえて動かず、守り、待つ。
静かに、地に足をつけて。
そうすれば、次の「始まり」にきっと気づける。
明日もチャレンジします。
本日もご覧頂きありがとうございました。
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